温暖と言われる南房総で、自給自足を目指しながら、農的な生活を楽しむ男の色々な日記です。

田圃を楽しむ/2010-07-13

田圃を楽しむ-41。

7月13日

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 朝紫に走り穂が出ました。

 いつもの観測に田圃に行ったところ、朝紫に一株だけ穂が出ているのが確認出来ました。去年もそうでしたが、一番早い走り穂です。ちなみに去年は7月10日頃でした。三日遅れ程度です。

朝紫の走り穂 やはり朝紫は出穂が早いですね。一株だけですが、その他の株も多分近いうちに穂を出してくると思います。去年は穂が出たところで猪にやられてしまいました。果たして今年はどうなるか。

 カタログ上ではコシヒカリと同時期に田植えを行なって、ほぼ同時期に穂が出ることになっているのですが。ひょっとするとこの品種は播種の時期をスタート時点にしているかも知れませんね。それにしても早い出穂です。

 朝紫は籾の比重が小さく、かつ発芽率が良くないようで、来年用に今年は自家採種をしようかと思っています。自家採種の場合は比重選別する時、対象が多いですから、より良い種籾を選別する事も出来るのではと思っています。でも何年かに一度は種籾の更新が必要だとのこと、理由は良く分かりません。

 去年は朝紫の稲刈りを、水のある中で行いましたが、今年もどうやらそうなりそうです。一応田圃の落水は完了した時点ですが未だぜんぜん固まっていませんから。

 稲の葉色の評価に関して、”簡単には決め付けられない”と言う見方。

 稲の葉色は、1から7の7段階で評価するそうで、一般的には窒素の効いている状態ほど葉色が濃く、数値が高くなるそうです。そこで疑問になるのが、同じ窒素量で、単位面積辺りの稲の株数、或いは葉っぱの数がどのように効いてくるかです。当然のことながら、単位面積辺りの株数が少なければ、一株辺りの窒素吸収量は高くなると思われます。家の田圃は平均で40株/坪程度で、一般的な値の2/3~1/2です。この事から考えると、葉色は1.5倍から2倍有ってもおかしくない事になります。つまり平均がと言うか標準が葉色4であるとするなら、葉色6から7であっても別におかしくない事になります。

朝紫マンゲツもちミルキープリンセスコシヒカリ
 朝紫です。 マンゲツモチです。 ミルキープリンセスです。 コシヒカリです。

 今日から観測の仕方を変更します。全体的な把握は、今後あまり意味が無いような気がしますので、決まった株、或いは変化のある株の写真を載せていくことにします。後二週間もすると、穂が出始めると思いますが、どの株が一番早く穂を出すかは分かりません。そこで畦際の一株を決めて、観測を行い、穂が出始めた時はそちらの株の観測も行なうようにして行けたらと思います。データとしては今までの観測も全て撮って残していく予定ですので、必要に応じて全体的な写真も載せていきたいと思っています。

7月14日 追記

 マンゲツモチ、ミルキープリンセスにも走り穂が。

マンゲツモチの穂 今朝田圃を観て回っていて気が付いたのですが、マンゲツモチにも、ミルキープリンセスにも走り穂が見られます。特にマンゲツモチにはかなりの株数で。ミルキープリンセスでは一株だけですが。昨日確認した朝紫では、かなりの株で穂が確認出来ました。
 
 早期異常出穂なのでしょうか。大体10日程早い事を考えるとそんな感じです。今年は育苗ハウス内の温度上昇にも注意してきたはずですが。今後穂の出方を注目して、穂が主稈のみなのか、分ゲツの部分まで及んでいるのか観ていきたいと思います。

 コシヒカリでは昨年もこのような現象は見られませんでした。来年以降は更に育苗時の温度管理を徹底する必要が有りそうです。出来ればハウス内ではなく、外で育苗したいくらいです。せっかくのプール育苗ですから、プールの水温管理で出来る方法を取れると良いのですが。せっかく井戸を掘ってあるのですから、それを利用しないと言うのはもったいないです。

 家だけでは無い、周りの田圃も穂が出始めている。

 周りの田圃を観察してみると、やはりコシヒカリで穂の出ているものがある。茎を見てみると穂ばらみの状態で、膨らんでいるものが多い。一安心と言えば一安心だが、例年より一週間程早い穂出しになる。そんな中でも朝紫が一番、二番がマンゲツモチ、そしてミルキープリンセス、一番遅いのがコシヒカリになる。これで田圃に水のある状況での稲刈りは無くなりそうだ。
 昨日の写真をよく観て見ると、穂ばらみの状態になっている事が確認できる。コシヒカリだけはもう少し時間が必要な感じだ。
 春先の状態では、今年は一週間は遅れるのではという感じでしたが、それが一週間程早くなってきた。天候の方はもう梅雨明けの状況になって、明日辺りからはかんかん照りになりそうだ。日本各地で大雨が降っているのに、ここ南房総では雨が非常に少ない状態、一体どうなっているのか。
 更にこの辺りに限って見てみると、出来があまり良くないようです。田植え時の天候不順が効いているのではと思います。理由は別になると思いますが、全国的に見ても、大雨等の影響で出来は悪くなっているのではと感じます。

7月15日 追記

 コシヒカリももう直ぐ走り穂か。

 今日は田圃全体を観て回ってみました。コシヒカリもどうやら穂ばらみ期に入っていて、もう直ぐ穂が出そうな感じです。朝紫は離れたところからはっきりと穂が見られる状態になりました。又朝紫とマンゲツモチは定期観測している株に穂が出始めています。去年はコシヒカリに関して言える事ですが、穂の出る期間が長すぎて、稲刈りの時期が非常に決め辛い状態でした。これが果たしてどうなるか、非常に興味のあるところです。いっせいに穂が出てくれるのが一番なのですが、なかなかそうは行きそうに有りません。一週間位で殆ど穂が出てくれれば最高なのですが。
 又出穂期は田圃の40~50%で穂が出た時期だそうです。そしてこの時期が田圃の落水、稲刈りの基準になります。
 田圃の5%が出穂した時期を出穂始期、田圃の50%が出穂した時期を出穂盛期とも言い、その間は5日程度とのこと。朝紫に関して、未だ5%は穂が出ていないので出穂始期まで来ていない。その辺りもどうなるか色々と観測して見たいと思います。

7月16日 追記

 後二日程で朝紫と、マンゲツモチが出穂期に。

 ミルキープリンセスは後三日程で出穂期になると思います。コシヒカリは未だ走り穂も出てない状態です。これで行くと、落水は8月13日から18日に、登塾、刈り取りまで出穂から45日とすると、9月1日辺りが稲刈りになりそうです。問題はコシヒカリで、何時出穂するかで、あまり遅くなると、問題になりそうです。明後日辺りに走り穂が出て、7月23日辺りに出穂になってくれると良いのですが。これで行ければ8月18日前後に落水、稲刈りを9月6日辺りに出来ますから。いずれにしても稲刈りは2度に分けて行なう事になりそうです。

コシヒカリの葉 田圃全体を観た時、気が付くのはコシヒカリの葉っぱが”つん”として来ていることです。今までの葉は多少強く風に吹かれると、大きくたなびくのですが、この葉はつんと立ったままです。多分この葉が出ると、出穂になるのではと思うのですが。
 拡大した写真ではその辺りが確認できると思いますが、不思議です。
 ミルキープリンセスはコシヒカリの背丈を小さくし、アミロース含有も下げた品種ですが、背丈の低さは十分に認識させてもらいました。背が低いためか、こちらではつんとした葉には気がつきませんでした。後は品質と、収量です。床土の関係で、苗は一番良い状態でしたし、補植も一番少なく、分ゲツもかなり多かったと思います。出来次第では来年以降こちらをメイン品種にしても良いと考えています。

7月17日 追記

 朝紫、マンゲツモチは出穂期としました。

朝紫の穂です。マンゲツモチの穂です。 夕方4時頃の写真ですが、未だ花がよく残っています。朝紫、マンゲツモチを良く見回して見ると、約40%は穂が出ていると判断して、出穂期としました。ミルキープリンセスは未だ走り穂の状態、コシヒカリは穂ばらみ期の状態でです。早くコシヒカリに穂が出て欲しいものです。
 この辺りで平年が20日辺りですから、もう少しです。20日に走り穂で、25日辺りが出穂期になる感じです。朝紫、マンゲツモチに遅れる事8日、ぎりぎりの感じです。

7月19日 追記

 コシヒカリはぎりぎりの状態になって来た様子。

 コシヒカリは茎の中で穂が上昇してきて、穂先がもうじき茎の先端に届きそうな状態の株が出始めました。やはり明日出るか出ないかです。このところのお天気で、田圃の水位も大分下がってきました。出穂してしまえば、それなりの水の管理が必要になると思いますが、まだです。
 マンゲツモチ、朝紫は穂が目立つ状態になって来ました。周りの田圃でこれほどまでに穂が出ているところはありません。目立ちますね。何故マンゲツモチは去年と違って早いのか、分かりません。去年はコシヒカリより遅かったと覚えているのですが。

7月7日から7月12日までの朝紫、マンゲツもち、ミルキープリンセス、コシヒカリ

7月13日から7月19日までの朝紫、マンゲツもち、ミルキープリンセス、コシヒカリ

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