田圃を楽しむ/2010-08-04
田圃を楽しむ-44。
8月04日
全ての品種でほぼ穂が揃い、田圃の水を減らし始めています。
8月27日を一番遅れていたコシヒカリの出穂期として、それから8日、コシヒカリの穂が一応揃いました。と言う事で、田圃の水位を下げ始めています。現状では一番浅いマンゲツモチの部分で、土がやっと見える程度まで下がっていて、明日には更に下げて、コシヒカリの辺りでも土が見える程度にまでしようかと、思っています。その状態を二三日保持して、又水を入れようかと思っています。
穂の状態を比較してみると、マンゲツモチが一番良くないように見えます。逆に一番良く見えるのは、朝紫です。コシヒカリは未だ穂が出たところで、よくは分かりませんが。これから実が登熟していきますから、様子は変ってくるとは思いますが、マンゲツモチは気になります。未だあくまでも感じですから、明日にでも1穂あたりの籾の数を数えてみようかと思っています。
8月5日 追記
水位を田面以下に下げて、様子見です。
天気のほうはこれからも暑い日が続くとのことで、水枯れが心配されるところですが、田圃の方はこれから、それ程水を必要としないようになりますので、問題は無いと思います。問題は隣の田圃でしょうね。
8月6日 追記
田圃の乾き方がが場所によって違う。
ゲートを下げて水を抜き始めて二日目、南側(コシヒカリの作付けしてある領域)の土に割れが発生し始めてきた。北側(マンゲツモチ、朝紫の作付けしてある領域)は未だかなり湿っている。未だ畦際しか確認してないので何とも言えないが、なんとも面白くない状態だ。これは出来れば逆の方が望ましい。やはり北側と、東側から隣の田圃の漏水が流れ込んでいる事の方が原因なのだろうか。特に北側に関しては、排水用の溝がかなり浅くなって来ており、又掘り出しが必要な状態で有ることも一因かも知れない。
明日には又田圃に水を入れることにしている。その前に北側の溝を直す必要があるのか。
8月7日 追記
田圃に再入水、水位は最初は高めに。
溝の直しを思い立ち、昨日の内に3/4程の溝の修復を終えました。この時又かなりのザリガニを退治してしまいました。ザリガニは水が少なくなると、土に穴を掘って退避するのですが、溝の修復時その穴まで鍬を入れることになり、必然としてザリガニまで引き出す事になりました。
今朝5時から2時間程で入水完了。ザリガニがまたまた歩き出しています。二日程今の状態にして、それから又減水して、一週間程で水の抜けた状態にすれば良いのでしょうか、よく分からない。自然減水は隣の田圃からの漏水が有るので、期待できませんから。もう少しピッチを短くしても良いかも知れません。
8月9日 追記
昨夜から今日にかけて90mm程の雨が降った。
Web上の降水量を見ると、20mmにもなっていないが、ここでは90mm程度の雨が降っている。一体どういう違いなのか。これから明日の午前中にかけても雨が降る予報、本当かな?そこで本来なら明日から水位を下げる予定のところ、今日午後3時過ぎから田圃の水を大幅に下げている。殆どの部分で田圃の面が現れている程度に。溝の部分のゲートはそれより更に下げて、隣の田圃からの漏水は田圃に流れ込まないようにしている。明日の雨の降り方にもよるが、これで次の田圃への入水は13日頃になる。それも田圃の乾き方を見ながらの話ですが。そして溝の部分のゲートは明日以降更に下げる事にしています。
7月27日から8月03日までの朝紫、マンゲツもち、ミルキープリンセス、コシヒカリ。
8月04日から8月11日までの朝紫、マンゲツもち、ミルキープリンセス、コシヒカリ。