温暖と言われる南房総で、自給自足を目指しながら、農的な生活を楽しむ男の色々な日記です。

田圃を楽しむ/2010-09-30

田圃を楽しむ-56。 New

9月30日

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 脱芒、そして播種具への適合確認。

 脱芒機を使わずに、ノギ(芒)、枝梗を取り去る方法を検討していたのですが、結局2つの方法を合わせて行なう事にしました。1つは電気ドリルの先端に、塗料の攪拌器を付けてかき回す事。そして仕上げとして網袋の中に入れて、手でもむ事としました。結構効果はあり、自作の播種器に掛けたところ、一応使えるレベルと判断しました。
 電気ドリルの回転数は、木工用ですから低く、1100rpmです。籾への衝撃は少ないとは思いますが、これで大丈夫かどうか、多少心配なところです。この攪拌具で5分程かき回し、網袋に入れて手で揺すったり、揉んだりしてノギとか枝梗を取り除きます。結構な埃と、枝梗がでて来ます。ノギを取った後の籾を見てみると、表面の細かい産毛も無くなっています。

マキタの6304R攪拌具朝紫ミルキープリンセス
 マキタの電気ドリル6304Rに攪拌具を付けた所です。 取り付けた塗料用の攪拌具です。 ノギと枝梗を取った朝紫。 同じくノギと枝梗を取ったミルキープリンセス。

 自作の播種具は、苗箱に床土を入れて、固めた上に置き、籾を一握りほどいれて揺すり、穴に籾が納まるのを確認して、外すと言う簡単な物です。でも直径4.3の穴が、穴横ピッチ約14mmで千鳥に(列間7mm)1640個明いていて、これを造るには結構苦労しました。穴径の決定に当ってはいろいろな径の穴を明けて、試行錯誤で決めました。籾の列数は40列で、田植え機の中苗用の横送り回数20の倍になっています。田植え機の縦送り量は8~18mmで、縦送り量を14mmにすると、一株当り平均で2本となります。最大の縦送り量18mmにしても、平均で2.6本です。だから苗の出来が良くないと、欠株が結構出来てしまいます。今年はこれで一苦労、補植が大変でした。それだけに苗が大切、その前の籾の選別が大切になります。
 目標としては苗箱一箱当り40gr狙いなのですが、実際には35gr程になっています。籾1000粒あたりの重さが21gr程度ですから、それで行くと34grになりますから。当然と言えば当然ですが、これほどの薄蒔きですから、良い苗に育つのは良いのですが、田植え時に注意しないと、株が抜けてしまうのです。田植えの前に、如何に苗箱に抜けなく種を蒔き、発芽成長させるかの方が大切ですが。

自作播種具籾の穴への収まり播種後の様子播種量は35gr
 自作の播種具で,穴はφ4.3が1640個程明いています。 播種具の穴に籾が穴へ入ったところです。 播種具を退けるとこの様に播種されます。 苗箱1箱辺りここでは35grとなりました。

 一般的な播種は、苗箱一箱当り100gr以上蒔きますから、如何に密集蒔きかが分かります。私の作っている苗が、中苗から成苗で有るのに対して、一般では稚苗止まりです。最近は更に乳苗と言うレベルまであるそうです。田植え機の出来る前、手植えでは大きな成苗を植えてきたそうです。無農薬、無化学肥料で米つくりを行なう為には、やはり頑丈な大きな苗が必須になると思っています。

 さてこれでノギ、枝梗は取れそうですので、次は選別です。今まで通り塩水選別だけにするか、大きさ選別を入れるか、両方やれば完璧でしょうね。
 朝紫はもち米の隣で作りました。ただ作付量も少なく、完全にはもち米と分離する事が出来なかった為に、籾に多少もち米(ヒデコモチ)が混ざっているようで、これは取り除かねばなりません。来年以降作り方に十分な注意が必要な感じです。ミルキープリンセスは作付た真中から取りましたから、その点はだいじょうぶだと思いますが。

 来年以降はコシヒカリ、もち米も自家採種を行なう事を考えています。その為にも今年の籾の選別は大切です。三年毎には籾の更新を行なった方が良いと有ります。これは交雑の問題と、商売上の問題だと思いますが、この辺りも確認していきたいと思っています。又農協辺りでは毎年農協から苗を購入したり、種子籾を購入したりしないと、籾の引き取りはしないようです。私の場合は完全無農薬、無化学肥料でやっていますから、農協に出すことは全然考えていませんので、関係は無いのですが。完全無農薬でも、農薬たっぷりでもまとめて一緒に扱われても困ります。
 
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