温暖と言われる南房総で、自給自足を目指しながら、農的な生活を楽しむ男の色々な日記です。

色々楽しむ/2010-01-21

”チェンソーを具体的に使ってみて。”

1月21日

          前に戻る

 ソーチェーンが樹の切り口に挟まる

 昨日はるばる360kmのかなた、浜名湖の向こうまで樹を切りに行って来ました。立ち木を切るのは、安全研修会で切ってから初めてです。最初は色々と慎重に、慎重に、でも樹が小さい事も有って、あまり心配するほどの事は有りませんでした。 

伐採後の果樹園 かなりたくさんの果樹の木を切って来ました。本当は果樹園として残して置きたかったのですが、あまりにも遠すぎて手入れが出来ず、収穫も出来ないと言う事で、その多くを切ってしまいました。樹種は梅、各種プラム、ぐみ、栗、桃、柿、びわ、等。太いもので根元の直径は20cmオーバー、手入れをしてないものですから、伸び放題で、いかんともし難い状態でした。左が切った後の様子ですが、後片付けが全く出来ませんでした。片道7時間オーバーのドライブで、日帰りですから、とてもそんな余裕は有りませんでした。
 先日届いたチャップスと専用のグローブを付け、安全ヘルメットをかぶっての作業です。最初は慎重に、慣れるにつれて次第に大胆に、色々と様子が分かって来たようです。途中で柔らかい石を削ってしまう事もあり、ソーチェーンの研磨まで現場で行う事になりました。

 作業の中で、ソーチェーンが切り口に挟まれてしまうことが何回も有りました。これは切り方が間違っているために起こる事ですが、いいかげんにやっていると、樹に食い込んだ状態でいかんともし難い状態になってしまいます。切った時、どちら側に樹が反るかをきちんと判断して、最終的には反る方向からチェンソーを入れる事を怠ったために発生するものです。ソーチェーンの張りが弱かったのか、一度はソーチェーンがノーズバーから外れてしまう事も。この時は幸いにもエンジンの回転数が低い状態でしたから、何の問題もありませんでしたが。一番危険だと言われるキックバックにだけには十分注意をしていたので、実際に体験する事は有りませんでした。

 チェンソーのエンジン特性は、レーシングマシン。

 私の使っているチェンソーは
排気量・・・36.3 cm3
出力・・・1.6 kW
最大推薦エンジン速度・・・13,000 rpm
で非力では有りますが、人間の力に比較すればかなりもの。一番感じたのはそのトルク特性です。エンジンの低速回転域ではトルクが非常に小さい、まるでレーシングマシンのエンジン。使っていてソーチェーンがちょっと小枝等に引っかかっているとまるで回転が上がりません。切る時は先ず回転数を十分に上げてから、樹に当てる事が必要な様です。この事は逆に言うと安全なのかも知れません。ソーチェーンが樹に挟まった場合でも、回転は上がりませんから、必然的に樹の方を動かす事になります。キャブレター調整とはあまり関係は無いと思うのですが。

 燃費は、チェンオイルの消費は。

 燃料タンクの容量が410cc、チェンオイルタンク容量が200cc、ポンプ給油が8cc/分/9000rpmですから、9000rpm平均で使用すればチェンオイルは25分で無くなります。実際には燃料の方が速く無くなり、エンジンは止まりますから、9000rpm平均で使って二十数分位持つと言う事になります。実際に使った感じでは、アイドリング状態もかなり有りますから、一回の給油で一時間は持たないと言う所でした。小さな樹を切っての話ですから、大きな樹を切る場合はもっと時間は短くなるのではと思います。
 もう一つ、キャブレターの調整の問題が有ります。今のところ工場出荷の状態で、多少燃料の混合比が高くなっていると思いますので、未だ多少は燃費の改善は望めると思います。

 作業時の音は、振動は、その他は。

 音に関しては、エンジンも小さいためか、アイドリング時に関しては全く問題なく、フルスロットルの状態でも耳にきつい状態では有りませんでした。周りから見たときどんな感じかは分かりませんが。振動に関して、皮製の専用手袋を使用していましたの、全く問題はありませんでした。一番の問題は重さです。ノーズバー(ガイドバー)、ソーチェーン、燃料、チェンオイルを除いて4.6Kgrですから、実際には6Kgr程度の重さになってしまうと思います。これがかなりきついのです。特にフロントハンドルを持つ、左腕への負担が大きいようで、今筋肉痛が出てきています。教則本を見てみると、やはりその事を意識しての事かと思いますが、チェンソーの重さを樹幹や、足に掛けて行う事が説明されています。ある程度以上の樹ならその事も可能ですが、今回切った程度のものでは、難しいようです。
 作業に使ったのは硬いスポーツシューズですが、木の切屑が大量に靴の中に進入してきます。やはり長靴のような靴を履くべきかと思います。そしてチャップスをその上から掛けて使えば、一番なのではと思います。

 使用した後の手入れ。

 使った後は手入れする事にしていますので、早速手入れです。研修ではクリーニングをブラッシを使って行いましたが、十分に切屑を取る事が出来ず、ドライバーでほじくり、更に圧縮空気を使ってきれいにしました。ノーズバー(ガイドバー)のソーチェンが走る溝の部分にもかなりの屑が溜まっていて、ドライバーや、ブラッシでは取りきれず、ここでも圧縮空気(エアーガン)が必要になりました。ノーズバーはスプロケット式ですので、スプロケットの回転する部分には、グリースを追加挿入して置きました。そしてノーズバーの上下は、教えてもらったように、入れ替えておきました。エアークリーナー、フライホイールの部分も見てみましたが、特に汚れた様子は有りませんでした。ノーズバーの表面にはやはり樹の脂が付着していま、したが未だそれ程気になるレベルでは有りませんでした。作業中に一度ソーチェンを目立てを行っていますが、手入れ後再び目立てを行っています。刃の目立てをすると、カエリが出ますが、その扱いに関してはどこにも説明が有りません。多少気になるところなので、平ヤスリで落としました。ついでにデプスゲージと言われる部分の高さをチェックして、多少削りました。教則本では、燃料を入れる度に軽く目立てをする事が良いと書かれていました。確かに良い切れ味を維持するためには、その方が良いかも知れません。燃料タンクは、燃料切れで止まったままなので、そのままにして有ります。チェーンオイルはどうしようか、どこにも書かれていませんが、やはり古くなれば何らかの悪さをするのでしょうね。どうするか、決めかねています。これで次回も気持ちよく使えると思います。

 キャブレター調整。

 取り扱い説明書を読んでみると、キャブレター基本調整は工場の試運転時行われていて、その調整は最適調整状態より濃い混合気となっていて、初期作業中に再調整が必要となっていると有ります。つまり最終調整を行う必要が有るとと言う事のようです。おまけにその調整は一定技術を持った人にお任せ下さいとあります。混合気が濃いと、エンジン回転数は下がると有ります。トルクに関しては何も記載は有りませんが、多分落ちるのでしょう。Webでみて見ると、濃い混合気では燃料が十分に燃焼せず、力が出ず、プラグが”かぶる”とあり、薄い混合気では異常燃焼して高温となり、エンジンを壊したり、プラグを焼いてしまうと有ります。燃焼がどのような状態かはプラグを見れば分かると有ります。一度プラグを外して様子を見てみようと思います。購入したチェンソーにはキャブレター調整用の特殊工具が付属されておらず、購入の必要が有ります。エンジンタコメターを使用すれば多分調整は簡単なのでしょうが、無い時は耳で音を聞きながらすると言うことになるようです。さてさてどうしたものか。先ずはプラグをチェックでしょうね。
 作ると言うか、売る立場からすると再調整の必要性をうたう事、調整を一定の技術を持った人に任せる事、そしてキャブレターの調整用特殊工具を付属しない事、これらは購入したモデルからすると当然のようにも思われます。この辺りのジレンマは大きいですね。スパークプラグの様子を見て、あまりにも”かぶって”いるようであれば、再調整を考える必要が有るのではと思います。

          前に戻る

認証コード(6566)


Counter: 593, today: 1, yesterday: 0

powered by Quick Homepage Maker 4.16
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional